北海道旅紀行(道東の旅)
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阿寒湖から一路釧路へ出て、釧路市内で宿泊し、いよいよ最終日4日目を向かえました。4日目は釧路市内からもホテルなど高い建物からならその姿を見ることができる釧路湿原へ向かいました。天候は曇り。雨こそ降っていませんでしたが、3日目とは異なり肌寒い1日でした。釧路湿原の周囲には展望台が点在しますが、JR釧網本線側(国道391号)には小さな展望台はあるものの、駐車場を完備した展望台はありませんでした。逆に、そういった場所だからこそ自然がそのまま残っていました。夏場はJR釧網本線にもトロッコ列車「ノロッコ号」が運行され、活気あるシーズンになるのでしょうけど、この日はまだ季節的にも早いのか、人もまばらで、湿原の草木も褐色でした。新緑を向かえる頃湿原は緑一色になるので、訪れるならこの頃が一番でしょう。しかし、その雄大さには言葉を失いました。

<ちょっと寄り道・釧網本線標茶駅>

JR釧網本線標茶駅です。釧路から網走を結ぶ釧網本線は、湿原を間近に見ることができます。また、かつてこの駅からは、標津線が分岐していました。
標津線廃止跡です。標茶近辺で撮影。
反対側は道路転用されていました。

<釧路湿原>

釧路湿原です。周囲には数カ所展望台がありますが、こちらは阿寒湖へ通じる道道側にある展望台です。この日は曇り空でしたが、釧路湿原の雄大さがとても印象的でした。
画像ではわかりにくいのですが、こちらは上記とは異なり、釧路市が管理する展望台の中の遊歩道から見た湿原です。「釧路市湿原展望台」には駐車場、レストランなどの施設が整っており、遊歩道も完備されていることから、ゆっくりと釧路湿原を見るには最適でしょう。また、釧路駅から阿寒バスが運行されているので、比較的行きやすい場所です。
釧路市湿原展望台(上記展望台)から見た釧路湿原です。とにかく広い。ただそれだけです。残念ながらこの日は褐色でしたが、新緑の季節なら、一面緑色になるのでしょう。是非新緑の季節に行ってみたいものです。
新緑の頃なら、きっと緑色のじゅうたんが敷き詰められたようになるのでしょう。
道東最大の都市、釧路駅の切符です。

道東の旅は、随所に北海道らしさがありました。そして、なによりも自然とふれある旅でした。本州では味わえない雄大な大地。静寂の湖。最も季節的にまだ早かったため、余計静かだったのでしょうが、北海道には魅力的な場所が沢山ありました。今度はシーズンである夏に訪れたいと思っています。


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