北海道旅紀行(道東の旅)
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初日(5月3日)は昼頃女満別空港へ到着しました。すぐにレンタカーを借り、「計呂地交通公園」・「サロマ湖」・「網走」へ向かいました。天気はおおむね良好。始めて見る道東の地。とにかくその広さに圧倒されました。計呂地までは途中ルクシ峠を越えました。北海道の大地は起伏に富んでいて、平坦なまっすぐな道を進んでいたかと思うと、突然峠になったりします。こんな変化に富んだ地形も北の大地ならではといった感じでした。計呂地交通公園まではしばらく平坦な道を走った後、峠になりました。峠を越えたところに「ルクシ峠」の石碑がありましたので、車を止めました。

<計呂地交通公園・サロマ湖・網走>

女満別空港から計呂地交通公園へ向かう途中に立ち寄った、ルクシ峠の石碑です。峠にはまだ残雪が残っていました。なお、女満別空港から車に乗り、最初に立ち寄った場所です。

ルクシ峠を越え、一路計呂地交通公園へ向かいました。交通公園は旧国鉄湧網線の計呂地駅跡で、現在は整備されて公園になっている場所です。北海道は観光地も多いのですが、かつての鉄道の廃止跡もたくさんあり、所々整備されて公園や道の駅、サイクリングロードなどになっています。

計呂地交通公園に保存されているSLです。右側のホームはかつての計呂地駅のホームのようで、駅名盤がありました。
計呂地駅の駅舎です。現在は公園の管理事務所になっているようですが、鉄道が走っていたころの面影がありました。
かつては網走まで線路が続いていました。しかし現在は、このように線路は切られています。廃止されてから13年。線路に生えた木もすっかり成長したようです。

初日はこの後、サロマ湖によりました。サロマ湖は北海道最大の湖のようで、とにかくその大きさに圧倒されました。ただ、オホーツク海に面したこの湖もまだ寒く、春まではもう少しといったところでした。また、道東の季節はやはり夏のようで、ゴールデンウィーク中は人もまばらでした。

サロマ湖はとにかく大きくて、静かな湖でした。この日の天気はまずまずでしたので、青い湖と空がとても綺麗でした。ただ、サロマ湖畔は阿寒湖などの有名な湖と比べると展望台などの施設があまりなく、サロマ湖を一望できるような場所は見あたりませんでした。最も、かなり広い湖なので、どこかにそのような場所があったのかもしれません。

サロマ湖を見た後、宿泊先となる網走へ向かいました。網走が近づくと、能取湖が現れました。また、道路と併走してサイクリングロードも現れました。サイクリングロードはかつての湧網線の廃止跡のようで、網走市がサイクリングロードとして整備したようです。湧網線は能取湖・網走湖の湖畔を走る鉄道だったようで、サイクリングロードがその名残を伝えていました。
宿泊したホテルは、網走湖の目の前にあり、網走湖へ沈む夕日がとっても印象的でした。


網走湖へ沈む夕日を見ながら、一日目が終了しました。




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