夏の北海道 美瑛・富良野・大雪
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出発は上野駅から
出発は上野駅から。
廃止がうわさされている北斗星。今となっては唯一のブルートレインであり、定期列車で食堂車を営業している唯一の列車でもあります。
国鉄時代の古い客車は、どこか懐かしさを感じます。
19:03、札幌へ向けて旅がスタートしました。ちなみに、この日は満席でした。

北斗星を堪能する
北斗星といえばやっぱり個室。
デビュー当時は豪華寝台列車と言われたほど(今でも豪華ですが)個室が多いのが特徴。中でもB個室寝台のソロ・デュエットは開放式B寝台の料金で乗れることから人気が高く、多客期には予約が困難なことも。

ウクレレ好きの自分は、個室をいいことにウクレレを弾きながら、流れる車窓を楽しむのであった。
そしてもう一つの特徴はパブタイム。ディナータイム終了後から始まるこの時間は、軽い飲食ができます。
食堂車がついている列車だからこそ味わえる至福の一時。
最高でした。

しかし、この後悲劇が待っていた。

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美瑛をめぐる1日目 函館→札幌→旭川を経由して到着した美瑛駅
北斗星で札幌に出て・・・という予定でしたが、北斗星の函館着が大幅に遅れたことから、北斗星でそのまま札幌へ向かうと大幅に予定が狂ってしまう。
急遽函館で後続のスーパー北斗に乗り換え、なんとか予定通り美瑛につきました。
真夏の太陽が降り注ぐ美瑛。何年振りだろう・・・。

美瑛をめぐる1日目 美瑛の丘をめぐる ケントメリーの木
この日は美瑛泊。
さっそく駅から出ると近くのレンタサイクル屋へ行き自転車を借りる。
美瑛は今から7年ほど前に訪れていますが、その時はこんな便利なものはなかった。電動アシスト自転車。
アップダウンの多い美瑛には最適の自転車を借りて丘へ向かう。
丘の町美瑛。起伏のある大地を電動アシスト自転車は快適に進みます。
さて、自転車を借りた店で地図をもらい、まずはケンとメリーの木を目指します。
坂を上ったり下ったり、どこまでも広がる広大な大地の中を進むと、やがて観光バスや車の止まっている駐車場が見えてきました。
そこが最初のポイント。ケンとメリーの木でした。

左と右の写真はケンとメリーの木です。一本の大きなポプラの木は、とてもよく目立ちます。
ケンとメリーの木は、1972年(昭和47年)9月〜1977年(昭和52年)に発売された日産スカイライン「ケンとメリーのスカイライン」のCM撮影で使用されたことで有名になりました。
木の近くにはペンションがあり、ちょっとした休憩が出来るコテージもありました。そこからの大地の眺めは左の写真の通りです。
ケンとメリーといえばスカイライン。
とうことで、スカイライン3種類が展示されていました。

ケンメリスカGと呼ばれたスカイラインがありましたが、イメージ的には左の写真のスカイラインじゃなかったかと思います(これの前の世代だったかな・・・)。
さすがに、このスカイラインはケンとメリーのスカイラインじゃありませんね。
でも、このころのスカイラインが一番好きでした。

ちなみに、ここから見える丘の景色は右の写真。雄大です。

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美瑛をめぐる1日目 丘のある風景
どこまでも続く丘。
何重にも重なる丘。
これぞ美瑛!

空は低く、丘は広く、とてもダイナミックな景色がそこにはあります。
きっと、四季折々いろいろな表情を見せるのでしょう。

美瑛の駅に着いたときには晴れていたのですが、丘をめぐっているうちに雲が多くなってきました。
その雲がいたずらをして、太陽の光の筋が丘へ伸びていました。

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美瑛をめぐる1日目 セブンスターの木
丘を見ながら自転車で進むと、前方に1本の大きな木が見えてきました。
1976年(昭和51年)にタバコ「セブンスター」のパッケージに掲載された木です。

通称、セブンスターの木と呼ばれ、パッチワークの丘の頂上付近にあります。
カシワの木で特徴的な形をしています。

木の周辺の丘と空のコントラストが見事な場所でした。

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美瑛をめぐる1日目 親の木
この日最後に訪れたポイントは親子の木。セブンスターの木からパッチワークの道を走るとたどり着きます。
この木は3本のかしわの木で、大きな2本の木の間に小さな1本の木があり、まるで親子のように見えることから、親子の木と呼ばれています。

近づいてみることもできますが、遠くから見た方が親子に見えるため、丘の下から撮影しました。

左下の写真は、親子の木の丘の下を走る道路です。両側が丘のこの道は、まるで空に向かって続いているように見えます。

右下は、左下の位置から右を向いたところです。雲のいたずらで見事な風景が広がっていたのでパチリと1枚。


この日は美瑛駅近くの宿に泊まった



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