|
函館一人旅 |
|
1998年8月26日から29日に、はじめて本格的な一人旅をした時の記録です。住まいは東京なので、今まで一人旅というと、近場の群馬県や新潟県、神奈川県や静岡県といった、関東近県ばかりでした。今回は思い切って函館まで行って来ました。また、函館は初めて行った地だったためか、それとも一人旅だったためか、とても印象的でした。 【行程】 8月26日 東京出発 東北新幹線やまびこ号で盛岡へ 盛岡駅近くのシティホテルで1泊 8月27日 盛岡発函館行きのはつかり号で一路函館へ 昼に函館着、この日は函館市内見学 8月28日 大沼公園へ 8月29日 五稜郭公園へ はつかり号、やまびこ号を乗り継いで、東京へ |
|
<8月26日>
この日は、東京を午後4時30分過ぎに出発し、一路盛岡を目指しました。夕方のためか、それとも中途半端な時間のためか、とても空いていて、優雅な旅の始まりとなりました。盛岡に着くまで、自由席はがらがらでした。 |
|
<8月27日>
はつかり1号で函館に向かいました。青函トンネルを抜けて函館まで4時間の旅でした。青函トンネルに突入する直前に車内放送で「まもなく青函トンネルに入ります」といったアナウンスが流れました。でも、もしこのアナウンスがなければ、いつ突入したのかわからないでしょう。ただ、2つの海底駅を通過しているのはわかりました。それと、青森県と北海道の県境付近では、トンネル内に電光掲示されていて、北海道側に入ったことがわかるようになっていました。 函館駅の近くには、かつて本州と北海道を結んでいた青函連絡連摩周丸が停泊していました。また、函館は港町らしく、近くに市場があり、そこでは蟹をはじめ沢山の海の幸がありました。 函館駅前には、市電が走っていました。そこでみつけたレトロな車両です。函館には今もなお、市電が走っていて街のシンボル的な存在でした。もちろん、路線バスも走っていますが、市内観光には市電が便利でした。 また、この日は函館市内のとあるシティホテルに宿泊する予定でしたので、午後は函館市内の観光を行いました。 函館市内観光では、まず、函館山に行きました。函館山へはロープウェイを乗ることで山頂に行くことができます。函館山といえば、山頂から見る夜景がすばらしいのですが、この日は夜から雨の予報が出ていたため、夜景は見ませんでした。しかしながら、函館山から見る景色は昼間でもすばらしく、見る価値は十分にあったと思います。 また、函館市内には教会が沢山あり、どこか九州の平戸と似ている点がありました。教会と港町、そして坂が多いことが平戸を連想させています。 画像はこちら → 画像を見る |
|
<8月28日>
この日は、朝から雨でした。結構強く降っていました。当初の予定では大沼公園でサイクリングを考えていましたが、朝からの雨でサイクリングは中止。でも、折角来たので大沼公園へ向かいました。手頃な時間帯に普通列車がなかったので、少々リッチでも特急に一駅乗ることにしました。大沼公園へは函館から特急スーパー北斗に乗ってわずか15分で着きました。スーパー北斗は札幌行きだったため、ビジネス客が多く乗っていました。 |
|
<8月29日>
はじめての函館の旅は最終日となりました。この日は午前中に五稜郭を見学、午後のはつかり号で盛岡へ、そしてやまびこ号に乗り換えて東京へ。実にはつかり号とやまびこ号を乗り継いで8時間の旅となります。 函館はとてもいい街で、港町の風情がありながら、どこか異国情緒あふれる、そんな街でした。でも、往復列車の旅は疲れました。今度行く機会があったら飛行機を使おうと思います。 |
|
<往復の列車は以下の通り>
8月26日 東京16時36分発 〜 盛岡19時21分着 やまびこ21号 |
|